ガーデンパークでEVの充電可能に
㈱オークワ(本社=和歌山市中島、 福西拓也社長)は、 同市松江向鵜ノ島のガーデンパーク和歌山の駐車場に、 電気自動車(EV)用充電スタンド1基を設置。 買い物客らを対象に10日からサービスを開始した。 商業施設への設置は県内初。
同社の環境対策への取り組みの一環。 充電スタンドは、 同時に2台のEVに充電できる複数台充電型。 200Vの充電器でEVの他、 プラグインハイブリッド車(PHEV)にも対応している。
充電スタンドにキーを差し込み、 充電ケーブルと車をつなげれば自動的に充電が始まる(三菱自動車工業㈱のi―MiEV初期型のみスタートボタンを押す)。 走行距離は、日産自動車㈱の 「リーフ」 だと、 1時間の充電で約10㌔走行できる。
稼動時間は午前9時から午後9時まで。 同店サービスカウンターで利用希望者に 「充電スタンド利用キー」 を貸し出す。 オーカードを提示し、 名前と連絡先、 車のナンバーを伝えると、 一回約1時間を目安に利用可能。 無料。
同社広報課の郡司雅夫さん(40)は 「買い物ついでに利用してもらいたい。 今後は、 お客さまのニーズや反応を見ながら増やしていく予定」 と話している。
県は道の駅など県内7カ所へのスタンド設置を進めており、 5カ所は3月末に稼働予定。