各地の民話を英語教材に 和歌山県教委
県教委は来年度、 小学校の外国語活動に生かすため、 県内各地の民話を英語にした教材を作成し、 約280校に配布する。 西下博通教育長が片桐章浩議員(改新クラブ)の一般質問に答えた。
本年度から全国の小学校で外国語活動が必修化されている。 県教委学校指導課によると、 県内の全小学校は平成17年から授業に英語活動を取り入れている。
本年度は県独自の取り組みとして、 英語に訳した日本昔話をネイティブスピーカーが読み聞かせるCDRの教材を作成し、 全小学校に配布した。 来年度は地域の民話を分かりやすく英訳した絵本のような教材を配布する予定という。
西下教育長は 「教員の指導力や教材開発など、 学校現場の求めに応えられるよう支援に努めてまいります」 と述べた。