非正規職員の給与水準全国下位 和歌山市
和歌山市の非正規職員の給与水準が、全国41中核市の中で下位にとどまっていることが分かった。9日の市議会本会議で貴志啓一議員 (市民クラブ) の一般質問に当局が答えた。
坂本安廣総務局長の答弁によると、 現在の非正規職員の報酬は、 行政職非常勤職員が月額13万円 (週35時間勤務) で、 中核市の平均16万6411円を下回り、下位から4位。 事務補助賃金支弁職員は日額5600円 (1日7時間勤務) で、やはり中核市の平均5864円より低く、 下位から7番目となっている。
こうした現状について大橋建一市長は 「改善に努めたい」としながらも、 国家公務員給与の減額措置が講じられることなどから、 「直ちに行うことは厳しい状況と思っている」 と答弁した。