ソロプチミスト和歌山紀ノ川が20周年記念式典
「国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川」 (南方千賀子会長、 29人) の認証20周年記念式典が29日、 和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた。 来賓と全国の姉妹クラブ員ら130人が出席。 記念事業として、 同会から県や市、 台風12号で大きな被害を受けた新宮市、 NPOなどに車いすや支援金などが贈呈された。 式典後はジャーナリスト櫻井よしこさんの講演 「今、 私たちが出来ることはなにか」 があった。
国際ソロプチミスト (SI) は、 管理職や専門職に就いている女性による世界的奉仕団体。 女性の地位向上を目指し、 124カ国で約3200のクラブ、 約9万人の会員が活動している。
SI和歌山紀ノ川は平成4年、 SI和歌山の認証を受け、 県内4番目のクラブとして22人で発足。 青少年の健全育成や緑化、 国際交流などで地域に密着した幅広い活動を行ってきた。
式典で南方会長 (70) は 「(東日本と南紀) 両被災地の一日も早い復興を祈っております。 これからも地域のニーズに即した活動を続けていきたい」 とあいさつ。
来賓の仁坂吉伸知事と大橋建一市長が、 同クラブの地域貢献に感謝する祝辞を述べ、 CIアメリカ連盟会長からの祝いのメッセージが披露された。 主な認証20周年記念事業は次の通り。
県民文化会館へ車いす10台寄贈▽和歌山城内に紀州ヒノキのベンチ8台寄贈▽和歌山公園動物園サポーター登録▽海南駅東広場にソーラー時計寄贈▽新宮市の熊野川川舟センターへ送迎用車両1台と消防救命ボート2隻寄贈▽東日本大震災遺児あしなが育英会に支援金▽和歌山盲ろう者友の会に支援金▽子育て支援WACわかやまに支援金▽県立貴志川高校生徒会Sクラブに支援金▽ベトナム国立ホーチミン市師範大学特別支援教育学科支援