和歌山県腎友会に交付 年賀はがき等寄付金
郵便事業㈱は 「平成24年用寄付金付お年玉付郵便はがき」 などで集まった寄付金の配分額を決定。 同社和歌山支店 (伊藤修一支店長) は19日、 市内で49万円の配分が決まった透析患者の会、 NPO法人県腎友会 (竹内拓理事長) に通知書を交付した。
ことしで63回目。 社会福祉の増進や、 震災時などの被災者救出と予防を行っている団体に交付している。 今回は全国から971団体が申請し、 343団体に決定。 県内では3団体に総額719万円の配分を決めた。
同会は、 災害時などに高齢者や障害者、 難病患者が、 救急隊員に薬や通院施設などの情報を伝えるためにメモ書きなどを自宅で保管しておく「レスキューポット」の普及に取り組んでいる。 交付を受けて約2000個の「レスキューポット」を県内の団体に配る予定。
竹内理事長は「万が一の備えとして、 取り組みが広まっていけば」、 伊藤支店長は「多くの人に寄付金付き年賀はがきなどを購入してもらい、 福祉のために貢献していきたい」と話していた。