マグロ解体を見学 ようすい保育園
食べ物や命の大切さを知ってもらおうと、 和歌山市西浜のようすい保育園 (嶋本光子園長) で23日、 マグロの解体が披露され、 3~5歳児174人が間近で見学した。
食育の一環。 同市太田の日本料理店 「三八波」 の出前授業で、 今回で8回目。 店長の田村博之さんと調理師の門康則さんが、 体長150㌢、 重さ50㌔のキハダマグロを解体し、 手際よくさばいていった。 大きな魚を次々と切り分け、 腹の部分が持ち上げられると、 園児たちから 「すごい」 「大きい」 と歓声が起こった。
さくら組の原田結菜ちゃん (5)は「(触ると)冷たかった。 早く食べたいな」とにっこり。 嶋本園長(58)は「好き嫌いなく食べ物を食べてほしいですね。 生き物を大切にする心や感謝の気持ちを持ってもらえたら」 と話していた。
一口大に切った魚は、 ダイコンと一緒に煮付け、 この日の昼食に出された。