7月1日から社明運動 和歌山県推進委が会合
法務省が主唱する「社会を明るくする運動」がことしも7月1日から1カ月間、全国一斉に展開されるに当たり、同運動県推進委員会(委員長=仁坂吉伸知事)の会合が25日、和歌山市屋形町のルミエール華月殿で開かれ、約60人が出席した。
会議では本年度、 「犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支える取り組みについての理解促進」 「就労、 住居など生活基盤づくりにつながる取り組みの推進」 を柱に、 運動を展開していく方針を固めた。
大きな取り組みとして、 小中学生対象の作文コンテストの実施▽ポスターやパンフレット、 黄色い羽根などの配布▽街頭啓発▽シンポジウムの開催などを決めた。
また保護司会らが地域の関係機関と連携しながら、 立ち直り支援活動を行う拠点として新たに設置される 「厚生保護サポートセンター」 について、 小西健之・県保護司会連合会副会長が説明した。
サポートセンターは本年度中に全国155カ所に設置される見通しで、 県内では既存の田辺保護司会の他、 和歌山市と那賀地方に新たに開所すると話した。