国体代表8人決定 テニス競技和歌山県最終予選会
第67回国体テニス競技県最終予選会が9日、 和歌山市毛見の紀三井寺公園コートで開かれ、 少年男女、 成年男女合わせて4部門の代表8人が決定した。 本大会出場が決まっている少年の部は男子が岡本竜門(ミキスポーツ・和商)と西野目敏貴(WATS・慶風)、 女子は大谷茉莉子(和商)と岩田愛永(WATS・慶風)。 近畿ブロックで4強入りが条件の成年の部は男子が長尾克己(JR北海道)と菊本一輝(関西学院大)、 女子は浜村夏美(フリー)と川崎好美(島精機製作所)で、 それぞれの活躍が期待される。しんぽう写真館はこちらから
各部門ともこれまでの大会などで実績を残したトップ8が、 第1代表を目指しトーナメントで激突。 第2代表は敗者戦と選考規定により選ばれた。
試合は8ゲームを先取する8ゲームプロセットマッチで行われ、 少年男子では、 危なげない試合で第1代表を勝ち取った岡本に対し、 第2代表には敗者戦から復活した西野目が入った。 他の3部門は第1代表の決定戦で対戦した2人が決まったが、 少年女子は大谷が8―3で岩田を破り、 成年女子では浜村が8―4で川崎に快勝した。 少年男女の4人は全員初出場。
成年男子の第1代表になった長尾は4年連続で国体出場している頼もしいチームリーダーでもあり、 昨年の少年男子代表だった菊本との注目の決定戦は、 長尾が5―0とリードしたところで菊本のリタイアで決着した。 菊本も第2代表となり、 8月18、 19日に日高川町・かわべコートで行われる近畿ブロック予選に臨む。
ことしの 「ぎふ清流国体」 は9月29日から10月9日まででテニスは岐阜市が会場。
岡本竜門選手=1勝でも多く勝ちたい。
西野目敏貴選手=目標はベスト8。
大谷茉莉子選手=出場する限りは優勝を目指したい。
岩田愛永選手=みじめな試合はしたくない。
長尾克己選手=近畿ブロックを勝ち、 国体に出場する。
菊本一輝選手=初めての成年の部だが、 まず勝ちたい。
浜村夏美選手=国体出場に向け、 全力を尽くす。
川崎好美選手=とにかく頑張る。