記念グッズ発売 南海加太線100周年
和歌山市北西部の地域の足として親しまれてきた南海電鉄加太線が16日、開業100周年を迎えるのを記念し、駅名看板をデザインしたLEDライトや入場券セットなどの限定グッズが同日から発売される。乗客を対象に各駅でオリジナルカードのプレゼントも開始し、利用者アップを図る。
南海電鉄によると、記念グッズのLEDライトは、駅名看板と列車、100周年記念ロゴをデザインし、ソーラーパネルを搭載したキーホルダーで、縦6㌢、横3・5㌢。中松江、八幡前、二里ヶ浜、磯ノ浦、加太各駅の5種類あり、対象の駅で1種類ずつ販売する。1個500円、各種類とも100個限定。
入場券セットは、5駅の入場券に、加太軽便鉄道時代の写真と加太線の年表、開業当時の路線図を収録したパンフレットが同封されている。5駅の他、紀ノ川、東松江、和歌山市の各駅と公式オンラインストア(http://www.rakuten.co.jp/nankai-onlinestore/)で販売。1セット750円、限定800セット。
オリジナルカードには5駅の写真と紹介文が掲載され、各駅で1種類ずつもらえる。5枚とも集めると、さらに加太駅でレアカードをプレゼント。配布は8月31日まで。
16日はグッズの販売開始の他、午前10時から加太駅前で記念セレモニー、加太地域で100周年関連イベントの数々が予定され、にぎわうとみられている。
加太駅の谷口毅助役(32)は「100周年を機に多くの皆さんに加太線を利用してもらいたい。記念グッズは数に限りがあるのでお早めに」と話している。
記念グッズについての問い合わせは南海テレホンセンター(℡06・6643・1005)へ。