通学路の児童守れ 白バイ隊が一斉取り締まり

 登下校中の小学生の列などに自動車が突っ込む事故が全国的に頻発していることを受けて県警は2日、県内一斉の朝の交通取り締まりを実施し、117件を交通違反で検挙した。

 同日早朝、和歌山市交通センターで出発式が行われ、交通機動隊白バイ隊16人が市内通学路の取り締まりに向かった。同機動隊の入田悦二副隊長(59)は「週明けは通勤を急ぎ、速度超過や信号無視などの危険運転をするドライバーもいるため交通事故防止を図っていきたい」と話していた。

 この日は県内14カ所周辺で集中取り締まりを行い、通行禁止66件▽一時不停止6件▽最高速度4件▽携帯電話3件▽シートベルト非着用などその他38件の検挙があった。逮捕者はなかった。