南向き車線を切り替え シーサイドロード
和歌浦湾岸を走る和歌山市道136号線 (シーサイドロード) の工事が6月30日で終わり、 約1カ月半続いた全面通行止めが解消された。 堤防上にあった暫定供用の車線が堤防下に切り替わり、 今後は地震・津波対策で堤防の補強工事などを予定している。
市道路建設課によると、 通行止めとなっていたのは県立医科大学前交差点から布引第3交差点までの区間約2㌔。 今回の工事で、 区間中の堤防上に車線がある箇所について、 陸側の堤防下に新たに車線を作り、 南向き (海南方面) の通行を切り替えた。
今後は北向きも新車線に切り替え、 堤防を補強し、 堤防上の車線は河川管理道路とするなど、 工事全体の計画は平成26年度まで続く予定。 市は事業費に本年度予算で約2億円を計上している。
今回の通行止めで国道42号など周辺道路に渋滞が生じたため、 今後の工事で車線規制が必要になった場合について同課は、 全面通行止めは避け、 片側交互通行などを検討する他、 交通量の比較的少ない時期を選んで工事をするなど、 周辺への影響が小さくなるよう検討したいと話している。