少年女子が出場切符 国体近畿ソフトテニス
第67回国民体育大会の出場権を懸けた競技別の近畿ブロック大会が18、 19の両日、 県内各地で開かれた。 ソフトテニス競技では、 少年女子の県代表チームが5戦全勝で1位に輝き、 本大会切符を手にした。 和歌山信愛女子短大付属のメンバーで臨んだ県代表は、 北信越かがやきインターハイで準優勝(団体)と健闘した実力を発揮。 3組のペアが合計15試合を行い、 失ったのはわずか1試合という力強さで他チームを圧倒した。 インターハイの雪辱と本大会優勝へ向け期待も大きい。
ソフトテニス競技は、 和歌山市毛見の紀三井寺公園コートで実施され、 成年男子、 少年男子、 少年女子の3部門で6府県の代表チームが激突した。 試合は各部門とも、 本大会出場枠の2位以内を目指しリーグ戦で熱い戦いが繰り広げられた。
少年女子の県代表は、 初日の滋賀、 兵庫、 京都に全て3―0のストレートで快勝。 兵庫戦では3組全員が1セットも落とさず完封試合でムードを盛り上げた。 2日目の初戦で奈良を下し、 最後の大阪戦に2試合を先取した後に1試合を奪われたが、 群を抜くパワーとチームワークで近畿を制した。
県代表チームの西村主将は 「国体優勝が目標なので、 この大会は通過点という感じですが、 しっかり戦えたと思います。 各ペアが安定しているので、 どんな相手にも自分たちの勢いを持って臨みたいです」 と闘志を燃やした。 代表メンバーと戦績は次の通り。
《少年女子県代表》監督=林三千夫▽主将=西村美咲▽選手=佐々木美和、 林由紀子、 岡脇凪夏、 平久保安純、 花泉美
【和歌山3―0滋賀】西村、 平久保組4―1森、 北脇組▽佐々木、 林組4―1石原、 越村組▽花、 岡脇組4―0吉田、 青木組
【和歌山3―0兵庫】西村、 平久保4―0山野、 清名組▽花、 岡脇組4―0羽渕、 黒田組▽佐々木、林組4―0久保、 和田組
【和歌山3―0京都】西村、平久保組4―0堤、伊藤組▽花、岡脇組4―3松並、 澤井組▽佐々木、 林組4―2山本、 松本組
【和歌山3―0奈良】西村、 平久保組4―0岩本、 前田組▽花、 岡脇組4―0山田、駒井組▽佐々木、林組4―3木村、 大村組
【和歌山2―1大阪】佐々木、 林組4―2河浪、 泉谷組▽西村、 平久保組4―0藤木、 竹田組▽花、 岡脇2―4内藤、 吉田組
【総合成績】①和歌山5勝0敗②大阪4勝1敗③兵庫2勝3敗(得失点差プラス2)④奈良2勝3敗(0) ⑤京都2勝3敗(マイナス2) ⑥滋賀0勝5敗