3、4番の歌詞決まる マツゲンソング

 県内中心にスーパーを展開している㈱松源(本社=和歌山市田屋、桑原一良社長)が一般公募していた「マツゲンソング」の3、4番の歌詞が決定。5454通の応募の中から、最優秀賞2人と優秀賞5人、入賞とユーモア賞それぞれ10人が選ばれた。最優秀作品は今後、新CMで使われる。また客からのマツゲンソング貸し出しの要望が多いことから、CD化も検討している。

 同曲は、昭和48年のテレビ和歌山開局時からマツゲンソングとしてCMで放送。ラジオや店内でも流れている他、平成19年には日本テレビ系の「秘密のケンミンSHOW」で地元のご当地ソングに選ばれるなど、県民に親しまれてきた。

 昨年の地上デジタル放送への移行に伴い、アナログCMからデジタルCMへの撮り直しが必要になり、歌詞を公募し、新CMで採用することになった。
 当初は3番の歌詞を募集していたが、優秀な作品が多かったことから4番の歌詞も選んだ。3番では「旬ないろどり並んでる」と季節感、4番では「ずっと真心運んでる」と客との心のつながりなどが表現されている。

 1日、松源本社で表彰式が行われ、最優秀賞の紀の川市西野山の中谷公美さんと、和歌山市つつじが丘の谷真里さん、優秀賞の同市福島の小林六花子さんが出席。山路裕士常務取締役が「いい歌詞を書いてくださったことは、松源としてとてもありがたい」と3人に表彰状を手渡した。

 中谷さんは「高い評価をいただき、喜びでいっぱい」、谷さんは「小さい頃から慣れ親しんでいる歌。本当に光栄」、小林さんは「選んでもらいうれしい」と喜びを話していた。 

 営業企画課の谷脇満課長は「予想を超える応募に感謝。地元のスーパーとしてお客さまとのつながりを大切に、今後も皆さんに愛されるマツゲンを目指して取り組んでいきたい」と話している。

 3、4番の歌詞や公募結果の詳細は同社ホームページ(http://www.matugen.co.jp)に掲載している。