広川にメガソーラー 6日に事業協定調印

 広川町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する計画が本格化し、 本年度中の稼働を目指して、 6日に県と町、 事業者の3者で事業実施に関する協定書に調印する。

 太陽光発電所を建設するのは、 大阪ガスグループの㈱ガスアンドパワー(大阪市)の子会社、 ㈱広川明神山風力発電所 (広川町山本、 上田和彦社長)。

 計画によると、 同風力発電所の敷地約1㌶を活用し、 一般家庭約225世帯分の年間消費量に相当する、 推定年間発電量約81万㌔㍗の設備を建設する。 10月上旬に着工し、 来年3月の操業開始を予定している。

 協定書の調印式は6日に県庁で行い、 仁坂吉伸知事、 白倉充広川町長、 上田社長らが出席する。

 県内のメガソーラー事業は、 ㈱ウエストホールディングス (広島県広島市) などによる和歌山市のコスモパーク加太での建設工事が終盤を迎えている他、 ノーリツ鋼機㈱が同市梅原の自社敷地内で建設を進めている。