加太の子どもら マダイの稚魚放流
和歌山市立加太小学校(堀優子校長)の児童105人と加太幼稚園の園児24人が7日、加太海水浴場でマダイの稚魚約3000匹を放流した。
「ふるさと学習」の一環で、加太漁協と市農林水産課が協力。放流したのは、県北部栽培漁業センターで生まれ、親子つりパークで7㌢ほどに育った稚魚で、児童らは「元気でねー」と声を掛け、バケツから海に放していた。
児童は海水浴場の清掃もした。田村公香さん(11)は「かわいかった。元気に育ってほしい」、岩橋翔吾君(11)は「楽しかった。大きく育って立派になってほしい」とにっこり。堀校長は「加太ブランドのタイを放流したり、加太の浜を清掃することで、ふるさと愛を育んでほしい」と話していた。