和歌山市で高齢者福祉振興大会

 平成24年度和歌山市高齢者保健福祉振興大会が7日、市民会館小ホールで開かれ、約800人が参加する中、社会奉仕活動や老人クラブの発展などに功績があった高齢者に対する表彰などが行われた。市、市老人クラブ連合会主催。

 式典で大橋建一市長は「各地域で高齢者福祉に尽力されている皆さんに敬意を表する。お元気な高齢者がいてくれることは社会にとってありがたい」とあいさつ。遠藤吉貞・同連合会会長は「高齢者が培ってきた経験と知識を生かし、地域社会を活性化する取り組みをしていきたい」と話した。

 表彰では、健康を保ちながら社会奉仕やスポーツなどの活動に積極的に参加するなど、親しまれ、他の模範となる80歳以上に対する「市長表彰」をはじめ、同連合会会長、市社会福祉協議会会長から各賞が贈られた。

 記念講演は、紀の川市出身の落語家・桂文福さんが「出会い、ふれ愛、わきあいあい、をモットーに」のテーマで行い、会場の笑いと感動を誘っていた。

 市長表彰を受けたのは次の皆さん。

 蒔田よし子(広瀬)▽島本熊三郎(雄湊)▽大畑節子(大新)▽岩橋成彦(吹上)▽雨乞米造(四箇郷)▽増田峯子(芦原)▽金城清輝(松江)▽淡路安紗子(西脇)▽中筋正保(和佐)▽吉田好成(東山東)▽竹田光一(山口)▽北山榮一(今福)▽戎さゑ子(田野)