「海南高原CC」倒産 負債総額52億円
㈱東京商工リサーチ和歌山支店は21日、 ゴルフ場 「海南高原カントリークラブ」 を運営する南海観光開発㈱(和歌山市紀三井寺、 尾﨑太郎社長)が19日に和歌山地裁へ民事再生法適用を申請し、 監督命令を受けたと発表した。 負債総額は、 県内ではことし最大の約52億9000万円。
同ゴルフ場は昭和50年、 有田川町にオープン。 景気低迷による利用者の減少などから、 ことし3月期の年商はピーク時の4分の1以下、 4億円を割り込んでいた。 負債の主な内訳はゴルフ会員1571人からの預託金約33億8000万円、 金融機関からの借入金約12億円、 その他約7億1000万円。 28日に市民会館で債権者説明会を予定している。
県内ゴルフ場の倒産は5月の㈱LORDLAND WAKAYAMA GC(印南町)に次いでことし2件目。