家族ら400人ふわふわ 海南で熱気球揚がる

 海南市の市民運動場で20日、熱気球の体験フライトが行われ、市内を中心に約400人の家族連れらが楽しんだ。

 高さ25㍍、直径20㍍に膨らんだ気球に子どもも大人も大興奮。順番でバスケットに乗り込み、約25㍍の上空で浮遊感を味わっていた。

 大野中の森川裕貴君(5)と由唯ちゃん(3)兄妹は「高くて気持ちよかった」とにっこり。父の弘信さん(37)も「いい思い出ができました」と話していた。市の子育て支援「ほっとカフェ」に参加する母親、「子育てひろば」のスタッフ、婦人会メンバーが中心になり、思い出づくりになればと初めて企画。

 隣接する総合体育館では飲食の模擬店やフリーマーケット、遊技コーナーが開設されてにぎわった他、和歌山電鐵の「いちご電車」「たま駅長」もイベントを盛り上げた。