ゆるキャラ「きみちょん」誕生 紀美野町
紀美野町のシンボルとなるイメージキャラクターが、 奥佐々の堂上徳久さん(36)が制作した 「きみちょん」 に決まった。 25日の農林商工まつり 「柿の市」 でお披露目。 まちのPRや活性化に活躍が期待されている。
キャラクターを通してふるさとへの愛着や誇りを育み、 町のイメージ向上・定着、 地域振興を図ろうと、 7月から約1カ月間募集。 226点が寄せられ、 区長会、 観光協会、 校長会、 女性団体連絡協議会、 町、 教育委員会でつくる選考委員会で審査した。
最優秀賞に選ばれた「きみちょん」は大自然あふれる町をイメージ。 緑豊かな山にきれいな川が流れ、 頭には生石高原のススキ、 手にはみさと天文台から星のステッキを持っている。星ステッキを「ちょんちょん」と振り、 周囲を幸せにするハッピーな 「ゆるキャラ」。町内外のイベントに参加していく。
堂上さんは 「生まれ育った大好きな紀美野町が元気になれば」 という思いを込めてデザイン。 全国で 「ゆるキャラ」 が人気となる中、 名前で珍しいという 「ちょん」 を付けた。 「皆さんに親しんでもらいたいですね」 とにっこり。 「 『くまもん』 や 『ひこにゃん』 に負けないくらい、 まちの活性化へ頑張ってほしい」 と話している。
「柿の市」 は神野市場の文化センターで。 審査員特別賞とともに表彰が行われる。