島精機50周年、ファッションショーに1400人
創立50周年記念イベントの一環で、横編み機大手㈱島精機製作所(本社=和歌山市坂田、島正博社長)は8、9の両日、同市の和歌山ビッグホエールで自社ニット製品のファッションショーを開催。 最先端の技術を駆使した優美で独創的なドレスなど約60点を披露し、両日合わせて国内外の取引業者ら約1400人を魅了した。
ショーは同社の経営理念の 「EVERONWARD(限りなき前進)」 をテーマに、 バロック調の繊細な柄や組織を表現した 「ノーブル」 ▽独特なシルエットを表現した 「フューチャー」 ▽プライベートやパーティーなど日常のシーンに対応した 「ワードローブ」 ▽ニットの可能性を追求した 「イノベーション」 ▽無縫製ニット(ホールガーメント)横編み機ならではの美しいラインとシルエットを表現した 「美ライン」 で展開。 20人のモデルが最新のドレスやワンピース、 セーター、 スカートなどに身を包み、 さっそうとステージを歩く姿に観客は目を奪われていた。 最後に島社長も登場し、 大きな拍手が送られた。 同社は昭和37年に設立し、 手袋編み機の自動化から出発した。 その後、 縫い目のないニットの自動横編み機 「ホールガーメント」 を開発。 デザインシステムや自動裁断機、 プリンティングマシンなどの製品を通して、 あらゆる業界のものづくりをサポートしている。
同社は 「今後も最高機能の製品を経済的な価格で届けるという理念の下、 優れた製品やソリューションの創出に努める」 としている。