がん対策で企業と連携 和歌山市が7社と協定
企業と協力してがん対策を推進するため、 和歌山市は16日、 市役所で市内の7社と連携協定の締結式を行った。 昭和51年以来、 県民の死亡原因第1位となっているがんの予防、 早期発見・治療のため、 検診の受診率向上などを進める取り組みの一環。
協定を結んだ企業は、 顧客窓口などでのリーフレットの配布やポスターの掲示、 がん検診受診啓発イベントの実施、従業員やその家族への受診の勧めなどの活動を行い、 市からは、 がん対策に関する情報提供、 協定企業の取り組みを広報誌やホームページで紹介するなどの支援が受けられる。
締結式には7社の代表者が出席し、 市と協定書を取り交わした。 大橋建一市長は 「行政のがん対策だけでは限界がある。 企業と共に取り組むことは市民の健康を守る上で非常に重要と考えている」と述べ、 各社の協力に謝意を示した。
今回協定を結んだ企業は次の通り。
アフラック和歌山支社▽㈱オークワ▽㈱紀陽銀行▽㈱テレビ和歌山▽㈱和歌山リビング新聞社▽きのくに信用金庫▽第一生命保険㈱和歌山支社