和歌山市民も大勢登場 コブクロ新曲PV

 人気デュオ、コブクロの2人が向陽高校の屋上で熱唱!そんな夢のようなシーンが、28日に発売されるコブクロの新曲「紙飛行機」のプロモーションビデオで実現。和歌山市内3カ所、オール和歌山ロケで収録が行われ、同校生徒や地元住民がエキストラとして大勢参加した、和歌山満載の映像となっている。

 県は映画やCMなどのロケ地誘致「わかやまフィルム・コミッション」活動を推進しており、コブクロの所属事務所が同市内で、2人が和歌山を「第二の故郷」と呼んでいることから、ロケ地に選ばれた。

 撮影は先月中旬。海や、人の息遣いのある町の風景といった希望があり、雑賀崎漁港や和歌山東公園、県立向陽高校で行われた。

 撮影された映像は、タイトル「紙飛行機」にちなみ、約500の紙飛行機を詰めた直径3㍍の風船を上空で割り、無数の紙飛行機が空を舞う様子を、さまざまな場所から人々が見上げるというもの。数台のカメラでドキュメンタリー風に描かれ、空を見つめる人々の驚きや感動の表情を追っている。

 コブクロの2人の撮影は同校の屋上で歌うシーンのみ。校庭の様子や授業風景、全校生徒約1200人が運動場に集まる様子も収録された。県観光連盟によると、本番当日まで生徒には撮影があることを秘密にし、突如コブクロの2人が屋上で歌うというサプライズの撮影となったという。

 映像は4分37秒。12月8日まで無料動画サイト「GyaO!(ギャオ)」で視聴できる。URLは「http://gyao.yahoo.co.jp/special/kobukuro-livetalk/」。