榎本林業が初V わかやま新報杯ソフト
本紙創刊20周年記念・第3回わかやま新報杯ソフトボール大会(津村周大会委員長)の準決勝、 決勝が9日、 和歌山市の加太球場で行われ、 榎本林業が初優勝を飾った。 決勝は2連覇を狙う和歌山ヤンキースと準決勝の逆転でムードに乗る榎本林業が激突した。 初回に2点のリードを許した榎本林業は、 山中選手の2打席連続本塁打で4―3と逆転。 守っては榎本監督自らが完投で、 1点差を守り切った。 MVPには榎本林業の榎本主将、 優秀賞には和歌山ヤンキースの大里選手が選ばれた。<a href="https://www.wakayamashimpo.co.jp/category/photo" target=_new>しんぽう写真館はこちらから</a>
◇決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
榎本林業 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
和歌山ヤンキース | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
県内外から24チームが参加し、 11月25日に開幕した大会は、 今回初めて2日間の日程で行われ、 チャンピオンを目指し和歌山ヤンキースと榎本林業が決勝に進出した。
先攻の榎本林業は1回に1点を先制したが、 その裏、 ヤンキース大里の2死1、 2塁から左中間を破る3点本塁打で逆転された。 2点を追う展開となったが、 準決勝までの4試合で3本塁打と打撃好調の山中が2回に左翼越え本塁打、 4回にも左翼越えの2点本塁打を放ち、 1点をリードした。
先発のマウンドは榎本監督が務め、 粘り強い投球で走者を出しながらも2回以降を零封。 接戦を制した。
ヤンキースは、 4回途中で先発の渡辺からエース俵積田に継投。 榎本林業打線に追加点を与えず、 反撃の好機を待ったが、 あと1点が奪えなかった。
榎本林業の榎本監督は 「難しい試合 (3試合連続1点差勝ち) を粘って勝てたのがうれしい。 これまで優勝に恵まれなかったが、 練習してきてよかった」 と初優勝の喜びをかみしめた。 MVPを獲得した榎本主将は 「自分はそんなにうまくはないが、 素晴らしい賞を頂き本当にうれしい」 と笑顔でこたえた。 連続本塁打で優勝を引き寄せた山中選手は 「1回戦に続いて2試合目の連続本塁打だったが、 狙っていた球がうまくきたのが、 よい結果になった」 とした。 優勝、 準優勝ナインは次の皆さん。
《榎本林業》代表・監督兼選手=榎本大志郎▽主将=榎本雄大▽選手=川野真輔、 森本将至、 坂口光俊、 久保公示、 榎本大樹、 榎本嘉英、 山中豊、 川原栄喜、 和田佳久、 加藤理一、 木下佳紀、 西一真、 福嶋寛之、 西下幸輝、 小川裕介、 辰丸博之、 松原修平
《和歌山ヤンキース》代表=山下政利▽監督兼選手=二川清一▽主将=松下守▽選手=堀博之、 大里和豊、 千畑博経、 村岡孝博、 渡辺聡、 田中安彦、 上畑秀嗣、 小山宣平、 玉置重信、 浅利淳也、 桜井秀樹、 南方英雄、 俵積田文広