和歌の浦を「景観重点地区」に 意見募集
和歌山市は、 和歌の浦(雑賀崎・田野・和歌浦地区)を 「景観重点地区」 とする市景観計画の案に対する市民の意見を募集している。
市によると、 和歌の浦は市民アンケートの結果などから、 和歌山城周辺と並んで多くの市民に愛される景観の象徴であるとし、 景観重点地区の指定を検討。 ことし1月から7月に地元連合自治会や各種団体、 公募市民らによる 「景観まちづくりワークショップ」 を開き、 意見交換を進めてきた。
今回の案はワークショップでの意見や有識者の見解などを基に作成。 歴史・文化ある景観を守り、 育て、 良好な景観形成を地域活性化につなげることなどを目的に掲げている。
具体的には、 景観重点地区内での建物の新設や増改築、 土地の開発、 木材の伐採などに届け出が必要な基準を設け、 周辺の景観を損なわず、 調和する配慮を求めるなどの内容となっている。
案は市ホームページのオンラインサービス 「パブリックコメント」 に掲載し、 市役所1階の総務課資料コーナーなどでも閲覧できる。
意見の提出は、住所、名前、電話番号を記入の上、郵送、ファクス、メール、持参のいずれかで市都市整備課(〒640―8511、 和歌山市七番丁23、 FAX073・435・1367、 メールtoshise ibi@city.wakayama.lg.jp)へ。様式は自由。 来年1月9日まで。
問い合わせも同課(℡073・435・1082)へ。