国公立大学2次試験始まる

 本年度の国公立大学入試2次試験の前期日程が25日、 始まった。

 和歌山市栄谷の和歌山大学 (山本健慈学長) でも学生服や私服姿の受験生が緊張した面持ちで試験に臨んだ。 午前10時から試験が行われた教育学部の試験会場では開始直前、 「携帯電話の電源を切る」 「受験票を提示する」 など監督官が諸注意を行い、 問題と解答用紙を配布した。

 同大4学部 (教育、 経済、 システム工学、 観光) 合わせた前期日程志願者は昨年より171人多い1846人 (募集人員518人)。 後期日程には、 130人多い2320人 (同259人) が志願した。

 文部科学省が今月20日に発表した報告によると、 本年度の国公立大学への入学志願者は募集人員10万1219人に対し昨年より5141人少ない48万9672人。 志願倍率は昨年よりも0・1下回る4・8倍となっている。