和歌山国体に向け、水泳の強化選手が始動
平成27年に開催される 「紀の国わかやま国体」 に向け、 水泳競技成年 (男女) の強化選手が本年度から、 和歌山市中之島の公益財団法人県スポーツ振興財団県体力開発センターで合同練習を開始した。
強化選手は名倉和希さん (25・自由形)、 兵頭洋樹さん (22・同)、 下田瑛さん (22・同)、 平拓也さん (23・バタフライ)、 押川里奈さん (22・自由形)、 橋口佳世さん (22・同) の6人。 全員が日本選手権など国内の主な大会で入賞するほどの実力者で、 県外の出身。 県立高校や県庁などで勤務しながら、 午前6時から約2時間の週に6日間、 早朝練習に励んでいる。
練習の指揮を執るのは同センター職員で、 日本体育協会公認上級コーチの小島毅さん (36)。 選手の種目に合わせて短距離と中距離用のメニューを企画し、 指導に当たっている。 朝夕で練習していた学生時代に比べると練習量は減少したが、 質の高い練習を取り込むなどの工夫を凝らしている。
9日の練習 (1人欠席) では、 短距離約4000㍍、 中距離約6000㍍を泳いだ。
小島さんは 「和歌山国体までに選手やコーチが成長できるように努めたい」 と話し、 山口国体に出場経験のある名倉さんは 「優勝することを考えながら2年半を過ごしたい。 結果で恩返しする」 と意気込んでいる。