往年の名車60台、和歌山城通過 マッチらに歓声

 東海・近畿地方2府6県約1000㌔のコースをクラシックカーで巡る 「ラ・フェスタ・プリマヴェラ」 (20~24日)が22日、 和歌山市の和歌山城スタンプポイントを通過し、 紀州路を駆け抜けた。 会場には、 往年の名車を一目見ようと200人ほどが詰め掛け、 次々とやって来る車に声援を送った。

イベントはことしで5回目。 東日本大震災の復興支援のチャリティーイベントとしてスタートした。 この日、 和歌山城を通過したのは1920~1960年代のブガッティやジャガー、 アルファロメオなど約60台。 ポイントでは、 大橋建一市長が待ちかまえて歓迎し、 スタンプを押して 「ご安全に」 と見送った。

 イベントには、 タレントの近藤真彦さん(48)がことしも参加。 会場内に 「皆さんお待ちかねの近藤さんです」 とアナウンスが流れると、 観客らは応援旗を振り興奮気味に 「マッチ!」 などと近藤さんに声を掛けた。 その他、 タレントの堺正章さん(66)、 元F1ドライバーの鈴木亜久里さん(52)らも参加した。

 名車が好きで見に来たという和歌山市宇田森の長田義雄さん(60)は、 「みんなかっこよかった。 あんな車に乗ってみたいね」 と話していた。