六十谷駅南側の陸橋トンネル 拡幅し通行可能に
平成27年の和歌山国体までに4車線化完成を目指している西脇山口線(県道粉河加太線)で13日、JR六十谷駅南側に拡幅した陸橋トンネルが通行可能になり、切り替え工事が行われた。
県によると、同事業は15年3月に着手し、165億円を投じ鳴滝交差点から私立開智中・高校前付近までの約2㌔を4車線化している。陸橋トンネルは、最終的に中央の支柱が取り除かれて一つのトンネルになり、両側にボックス型歩道が設置される予定。
完全4車線化供用開始に関しては、事業区間の用地買収がほぼ100%完了しているものの、今後ガスや水道管の移設工事などがあるため、当分先になるという。
工事完成に向けて県街路公園課は「今後も旧道と新道を切り替えながらの工事になるが、学生や車の通行量が多い場所なので安全に一日でも早く完成させたい」と話している。