信愛が優勝、全国へ 和歌山県高校総体バスケ
県高校総合体育大会バスケットボール競技の部が1日から4日まで和歌山市の県立体育館等であり、女子の部で信愛が7年連続26回目の優勝。7月28日から大分県で行われる第66回全国高校総合体育大会(インターハイ)出場を決めた。本紙エリア内では他、女子で市和歌山、男子で近大付属が3位入賞し、信愛とともに近畿選手権大会(7月21~23日、大阪府)に出場する。
女子の部は29チームがトーナメントで熱戦を展開。信愛は1回戦不戦勝、2回戦で橋本を150―17、3回戦で桐蔭を110―19、準決勝で星林を121―22で破り、決勝で田辺と対戦した。
初戦からの勢いそのままに序盤から6番・吉田の連続ポイントで流れに乗ると、第1クオーターだけで23点のリードを奪い、そのまま試合を優位に展開。堅い守備から持ち味の速攻で着実に得点を重ね、106―38で下した。
全試合3桁得点の圧勝。吾妻果歩主将(3年)は「3年生5人で出場できてよかった。走ることを意識してやってきたので大会で全員が走り切れた。全国で一つでも多く勝つために声をしっかり出して練習を盛り上げていきたい」と抱負を語った。
宮本浩次コーチは「小柄なので走らないと勝てない。体幹や走るトレーニングが力になった」と話し、「インターハイではベスト16入りを目指す」と目標を掲げた。
男女各優勝チームがインターハイ、上位3チームが近畿選手権大会へ。女子の部の市和歌山は3位決定戦で星林を倒した。
33チームが争った男子の部は優勝が初芝橋本、準優勝が神島。近大付属は3位決定戦で和歌山北を退けた。
信愛と男女3位チームのメンバーは次の皆さん。
【女子】〔信愛〕コーチ=宮本浩次▽Aコーチ=石川裕子▽マネジャー=名手美早▽選手=吾妻果歩、森川亜衣、吉田理良、辻川光希、入口鈴、藤朋美、古久保木菜美、小松由理子、小森瑠香、古金谷郁美、上野麻矢、東山晴香、宮原有紗、和田きらり、向中野樹里〔市立和歌山〕コーチ=古久保亜伊▽Aコーチ=山崎匡志▽マネジャー=落合美雪▽選手=橋本恵見里、村上瑞季、大平理奈、池田千夏、塩﨑美稀、山﨑怜加、山本千恵、佐武真理、大西寿奈、前青葉、安井季沙、坂田菜麻、寄本友紀、北倉万依、川端稜
【男子】〔近大付属〕コーチ▽澁谷照代▽Aコーチ=内野翔太▽マネジャー=西村友里▽選手=前北光、塚本光城、熊田侑生、大西紀幸、狭間悠冶、川嶋一誠、中村匠、青田歩宇人、上野亮佑、中村信哉、宮本章太郎、木原和真、新田大樹、味園真弥、中西智洋