LCCで仙台ぐっと近く 加太観光協会がPR
関西空港を拠点とする格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションが4月、仙台―関西を片道約1時間20分で結ぶ路線を新設したことを受けて、加太観光協会(利光伸彦会長)は先月2日間、女性7人を「仙台キャラバン隊」として仙台に派遣。格安(片道運賃4390円~)な新路線開設により、ぐっと近くなった仙台で和歌山、加太をPRした。
派遣されたのは利光知佐さん、利光真希美さん、前田智子さん、岸田ゆかりさん、花知枝さん、稲野礼さん、稲野圭美さんの7人。同協会オリジナルの法被をまとい、気合十分に関西空港を出発した。
仙台に到着すると地元メディアを巡り、全国から人形が納められる「淡嶋神社」、加太ブランドのタイなど地元をPR。また高野山、和歌山城など和歌山の観光名所を紹介した。
アドベンチャーワールドのパンダや、和歌山電鐵貴志川線のたま駅長が好評だった。
キャラバン隊は「(ピーチは)安くて乗り心地も良かった。仙台がすごく近くに感じた。次回はさらに加太をPRしたい。加太を紹介するだけではなく、仙台のことも広められれば」と話していた。
またPRとは別に、東日本大震災の被災者が暮らす仙台市の仮設住宅も訪れ、淡嶋神社の「幸せ祈願」の絵馬100個を届けた。