和歌山の自慢、投稿して! 「あまちゃん」キャンペ

 NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」から生まれた、NHKが各都道府県のご当地アイドルを「地元サポーター」に指名し地方の魅力を発信するまちおこし企画で、和歌山からは和歌山市を拠点に活動する「SA―La(サーラ)」が選ばれた。ウェブサイトで募集している「ご当地自慢」の投稿数が増えると、サーラと和歌山が番組などで紹介される可能性がアップ。投稿での応援を呼び掛けている。

 「あまちゃん」はアイドルを目指す少女の姿を描いた人気ドラマ。企画は「全国『あまちゃん』マップ・あなたの町おこしキャンペーン」と題してウェブサイト上などで展開している。

 ご当地アイドルはNHKが独自に調査し、全国48組(東京は2組)を指名した。今月17日に指名を知ったサーラのメンバーは、突然の大きな展開に驚き、活動が認められことを喜んだ。

 サーラは昨年8月に結成。現在のメンバーは8~13歳(小3~中1)の10人。県内各地の催しなどに精力的に出演している。

 リーダーの和歌山市の小学6年生、石川怜亜さん(12)は「私たちの元気な歌や踊りで和歌山城や高野山など県内名所をPRし、活躍したいです」と意気込んでいる。
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 ご当地自慢は、写真1枚と簡単な紹介文を投稿。ウェブサイト上では現在、各地方から投稿された滝や夜景などの風景、ゆるキャラ、中学生のクラブ活動などが公開されている。

 投稿数による各都道府県の盛り上がりが、ユニットの露出度を左右する一つの目安になる。23日現在、公開されている和歌山のご当地自慢は「白崎海岸」1件となっている。投稿方法など詳しくはウェブサイト(http://www1.nhk.or.jp/jjj/)へ。