深夜に少年働かす 容疑でラウンジ経営者逮捕

 和歌山東署などは19日、県公安委員会から許可を受けずにラウンジを経営し、18歳未満の少年を深夜に働かせたとして共同経営者の男2人を風適法違反容疑で逮捕した。ともに容疑を認めているという。

 同署によると、逮捕されたのは、和歌山市アロチのラウンジ「Club Alecto」の共同経営者、岩橋正悟(25)=狐島=と中川祐一(21)=新留丁=の2容疑者。2人はことし8月5日から20日までの間、風適法の許可を受けず営業、さらにボーイとして雇った少年(16)を午後9時から翌日午前2時まで働かせた疑い。先月5日に、アロチで客引きしたとして県迷惑防止条例違反容疑で男を逮捕したことで、関係者などを取り調べたことから発覚。同署が内偵捜査を進めていたという。