ごみの「ふれあい収集」始まる 和歌山市
ごみを集積場所まで自分で出すのが困難な高齢者や障害者の世帯のために、和歌山市は、職員が自宅の前まで直接ごみを取りに行く「ふれあい収集」を1日から開始した。
本紙エリア市町では初の取り組みで、当初の利用者は21世帯。申し込みは随時受け付け、市は利用の拡大を呼び掛けている。
市によると、ふれあい収集の対象は、70歳以上で要介護度3以上か、視覚障害または肢体不自由の1、2級の身体障害者手帳を持っている人。一人暮らしか、同居家族も同様の要介護、障害であることが要件で、1月末現在で市内に約1万3000人いる。
収集するごみは、一般ごみ、缶・瓶、ペットボトル、紙・布、プラスチック。品目ごとに分別し、週1回訪れる市収集センター職員に渡す。
申し込みは、本人か代理人が同センター北事務所(℡073・471・1503)に行う。訪問調査を行った上で実施を決定する。
問い合わせは同事務所か市一般廃棄物課(℡073・435・1352)。