初のソロCD発売 フリーアナ宇和さん

 和歌山市のフリーアナウンサー、宇和千夏さんが6日、初のソロCD「50の種」をリリースする。50歳を節目にした挑戦に、宇和さんは「いろんな方々からもらった種を、自分の心の中で花を咲かせ、少しずつでも皆さんにお返ししていけたら」と笑顔で話している。

 宇和さんはもともと音楽が好きで、かつてはバンド活動をしていたこともある。1年半前にはパーソナリティーを務めるFM和歌山の番組をきっかけに、女性アイドルユニット「昭和時代」を結成。藍田真一さんとのライブなど、音楽活動も続けてきた。

 CDは、音楽ユニット「QU―E」のSASAGUさんがプロデュース。「幸せの法則」「はずれ映画を見たって大丈夫」「ピーマンの気持ち」など6曲を収録し、宇和さんはこのうち5曲の作詞を担当している。

 タイトル曲では「時にはまわり道もいいんだよ 迷ったからみつけたものがある あの言葉の意味 いまならわかる心の花がまた一つ ゆっくりとひらくよ」と、これまでの思いを歌っている。

 宇和さんは「歌うほどに、歌が愛おしくなってくる」と笑顔。「年齢を気にせず皆さんが何かに挑戦したり、背中を押すような、きっかけの〝種〟になればうれしいですね」と話している。

 CDは1500円。ミュージックマート・イワキ狐島店やHITSイシイなどで取り扱っている。

 また同日午後4時半から、北新のOLDTIMEで記念ライブを開く。前売り2000円、当日2500円。立ち見で若干名なら可。問い合わせは同店(℡073・428・1950)。
=50歳で初のソロCDを発売する宇和さん