学童野球 東・西支部でお別れ大会開幕

 和歌山市軟式野球連盟学童部の秋季大会の終了とともに、6年生のラストゲームとなる各支部のお別れ大会が3日に西支部、4日に東支部で幕を開けた。あいにくの雨に、日程等に変更もあったが、開会式に臨んだ選手たちは、元気いっぱいはつらつ気分だった。しんぽう写真館はこちらから

 【西支部・第19回和歌山北ロータリークラブ杯争奪お別れ大会】3日午後4時から、雑賀球場で開会式が行われ、9クラブ19チームの262人が集合。北ロータリーの白杉武志会長らが駆け付け、前回優勝の和歌浦を先頭に、入場行進した。

 樋口雅敏支部長は6年生に悔いの残らないプレーを願い「A級B級C級、みんなガチンコで頑張れ」と激励した。選手宣誓は砂山・林京太郎主将が務め、野球ができることや、支えてくれた多くの人への感謝を交え、仲間を信じ、フェアプレーで戦うと誓い、最後の熱い戦いがスタートした。

 【東支部・卒業記念大会・第9回アズマハウス旗争奪大会】4日朝、前夜の降雨によるグラウンド不良のため、開会式は予定より2時間遅れで午前11時から、せせらぎ球場で行われた。優勝旗を手にした昨年の覇者・小倉を先頭に12クラブ12チームの168人が、外野から内野へ行進。アズマハウス㈱の九鬼章郎常務らも訪れ、試合に臨む選手たちにエールを送った。

 上野山敏晴支部長は、チームを超えた選手たちの交流活動を称賛しながら「勝ち負けにかかわらず、野球を楽しみ、いい思い出をつくってほしい」とあいさつした。選手代表の宮北・遠藤晴生主将は、仲間と共に、支えてくれた監督、コーチ、家族に感謝し全力プレーを尽くすと宣誓した。

 アズマハウス㈱から、卒業する6年生67人に個々のネーム入りの記念メダルも贈られた。試合は1回戦2試合のみで、和佐が新南大新に6―0、小倉が山東に17―1で快勝した。