日赤でイルミネーション 25日まで

 和歌山市小松原通の日赤和歌山医療センターでは、正面玄関などでイルミネーションを点灯。約3万8000球のLED電球を使い、優しく幻想的な光で包んでいる。

 患者や来院者に心温まるひとときを過ごしてもらおうと、7年前から実施。正面玄関の他、中庭、本館8階屋上庭園に癒やしの光が広がっている。

 このうち中庭の「せせらぎの庭」には、ことし新たにスノーマンや大型のミッキーマウス・ミニーマウスの電飾が登場。見上げるほど高いツリーからは、しずくのように光がキラリ。ガラス貼りの壁面にも電飾が映り、幻想的な空間を演出している。

 温かい光に誘われるように病室から窓の外を眺めたり、庭に出て携帯電話のカメラに収める人の姿も見られる。

 孫の三井理瑚ちゃん(3)と訪れた、同市東長町の志茂紀昭さん(69)は「家の2階からも見えて、来るのは2度目。大きな木に雪のように光が落ちるのがきれいですね。心が和みます」と笑顔で話していた。

 同センターでは「一般の方にも楽しんでもらえます。面会時間の午後7時までにご入館ください」と話している。

 点灯は25日まで。午後5時半から9時。