元旦のお城周辺「歩こう走ろう会」に2000人
元旦の和歌山城周辺でジョギングやウオーキングを楽しむ恒例イベント、和歌山市主催の「第35回新春つれもて歩こう走ろう会」が1日に開かれ、2000人を超える市民が爽やかに汗を流した。
先着2100人には干支(えと)入りの記念メダルがもらえることになっており、受付開始の午前6時半にはすでに、定員を上回る市民が砂の丸広場に集まり、長い行列を作った。
初日の出が空を明るくする中、7時に開会し、大橋建一市長は「景気にもよい兆しが見え、たくさんの市民が新春から歩いてみようという明るい気分で集まったのは素晴らしいこと」とあいさつ。開催が来年に迫った紀の国わかやま国体・大会への機運を高めようと、「歌声届け隊」の皆さんが両大会のイメージソングなどを合唱した。
開会式の後、参加者は準備体操をし、追廻門(おいまわしもん)から一斉にスタート。1・7㌔のファミリーコースと2・2㌔の健脚コースに分かれ、爽やかな元朝の空気や景色を楽しみながら、それぞれのペースで歩き、走っていた。