近大付属高で一足早い卒業式
和歌山市の近畿大学付属和歌山高校で22日、一足早い卒業式が行われ、29期生367人が巣立った。同校では全員が式に参加できるようにと、本格的な受験シーズンが始まる前に行っている。
式では卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、代表して神前敬太君が証書を受けた。山崎宏校長は「チャレンジ精神を持ち続けることが大切。自己の可能性を広げ『進むべき道』を導き出してください」と式辞。来賓の仁坂吉伸知事が祝辞を述べた。
2年生の増田佳穂瑠さんから送辞を受け、卒業生の西小野華乃子さんが「3年間、夢の実現に向かって全力で取り組んできた。これから先、困難に直面しても培った行動力、精神力で混迷の時代を担う次なる世代になることを宣言します」と答辞を述べた。