海南大崎でワカメ刈り取り、舌鼓
海南市下津町大崎で1日、ワカメの刈り取り体験や新鮮な海の幸を楽しむイベント「げんき大崎食の体験クラブ」が開かれ、県内外から家族連れら80人が参加してにぎわった。
大崎港でワカメ刈りがあり、参加者はクレーンで引き上げられた大きなワカメに歓声。包丁を使って切り取った。近くの旧大崎小学校に移動し、ワカメの調理法や魚のさばき方を教わった後、ワカメやアシアカエビをしゃぶしゃぶで試食して舌鼓を打った。
過疎化が進む同地区を活性化させようと地域住民でつくるNPO団体「げんき大崎」が主催し大崎区、大崎公民館、市漁業協同組合大崎支所、大崎婦人会が後援。新鮮な農水産物の販売もあり、好評だった。祖母と参加した大東小学校3年の千種美晴さんと武田帆加さんは自分たちの背丈より大きく育ったワカメに大はしゃぎ。「ワカメもお魚も大好き。楽しい」と笑顔を見せていた。