経済交流の発展に期待 ヴェトナムから紀の川市に訪問団
4月5日「紀の川市の桃の花まつり」に中村市長からご招待を頂き、紀の川市桃山を訪ねた。その日は、ヴェトナムの日本友好議員連盟のルア会長のご厚意で昨年8月、ヴェトナムの国花である蓮の花の蓮根が大きなダンボール箱に4つも航空便で届けられた。紀の川市では仁坂県知事をはじめ県内の幹部の皆さんが盛大に出迎えてくれて、ルア会長一行30名の皆さんと紀の川市の中村市長等を交えて、歓迎昼食会が開かれました。紀の川市の皆さんが一晩がかりの準備をして頂いたヴェトナムの蓮の蓮根を育てる池にヴェトナム側の代表団と仁坂知事等県側の皆さんに手伝って頂いて蓮の植えつけを行いました。ヴェトナム側は訪問団一行に加えて、ヴェトナム共和国フン全権大使閣下、友好議員連盟 林幹雄副会長(千葉県出身)もご参加頂き花を添えて頂き両国の友情の花がやがて紀の川市の平池に、日本を代表する「大賀蓮」と「ベトナムの国花であるハスの花」咲き誇り、訪れた観光客を喜ばせてくれる日が期待されている。この日は、ルア会長が紀の川市訪問の後に届けてくれた池に浮かべる小舟の展示発表会も桃の花まつりにちなんで開催されることになりました。舟は竹で編んで、漆を塗った可愛らしい舟で、池に浮かべ、蓮の花をつんだり、作業用の可愛い舟で円形のものもあり、この日は舞台に設けられた展示用のセットに3隻の舟が並べられ友好のシンボルとして、集まった市民の注目を浴びていた。
先日ヴェトナムのサン国家主席が国賓として招かれ、来日された。私は日本ヴェトナム友好議員連盟(超党派)の会長として、皇居での晩餐会、安倍総理主催の歓迎会、日本ヴェトナム友好議員連盟の私の主催する歓迎会などに出席して、歓迎の意を表し、これからの両国の発展のために、大いに協力を誓い合いました。
圧巻は、サン主席の国会での演説は衆院本会議場で開かれ、超満員の衆参議員出席のもとに、演説には終始拍手が鳴り止まなかった。ヴェトナム側も大いに満足の様子でしたが、お手伝いをした議連としても友好の実を挙げることができて、今後の両国の親善のためにも、今回の訪日は大成功であったとうれしく思っています。
議員連盟とサン主席との会談は、私が日本側を代表して、歓迎の言葉を述べて、サン主席から丁寧なあいさつがあり、最初に、蓮の花の交流について文化的な価値の高い意義の深い催しであり、特にヴェトナムの国花である蓮の花を日本が2千年の歴史を大切にしながら育てられていることに感謝を深くしていると述べられました。今、ヴェトナムに日越大学の設立が、両国の間で武部勤元自民党幹事長を中心に熱心に進められており、さらに、ヴェトナムから留学生一万人計画も進められており、本県にも留学生が訪れることが期待されており、和歌山県とヴェトナムとの友好交流も夢でなくなりそうです。
この流れを大切に、やがて両国の経済交流の発展につながっていくことが期待されている。