「右ストレートでKO」狙う 真道ゴー来月防衛戦
来月25日に和歌山ビッグウエーブで2度目の防衛戦が決まったWBC女子フライ級チャンピオンの真道ゴー選手(26)=クラトキジム=が8日、記者会見に出席し、「右ストレートでKOする」と勝利を約束した。
対戦相手は同級9位のクレドペッチ・ルックムアンカン選手(20)。サウスポーボクサーで、体格は真道選手より一回り小柄だが、前に出る粘り強い強豪ボクサーと予想されている。当日の試合展開については「打ってよけてカウンターで逃げる。自分の距離を保ち、誰にも負けないスピードを生かして後半ではKOを狙っていきたい」と理想の試合展開を明らかにした。
また、前防衛戦で初めて痛烈なダウンを奪われたことにふれ「今までは、闘志のみで打ち合い、打ち勝ってきたが、時に冷静になり攻撃を我慢することを覚えた」とし、激戦を糧に成長した姿を見せた。
今戦では、減量にも気を配り、10㌔以上の減量開始をこれまでの1カ月前から、2カ月前へと変更し、健康状態も万全にして試合に挑む。
ファンに向けてのコメントを求められた真道選手は、同級生で大親友という元オリンピック体操選手の田中理恵さんの名前を挙げ「彼女は東京で頑張って有名だが、和歌山には、真道ゴーもいるじゃないかと言われるような試合をして楽しませたい」と意気込んだ。