NBLベスト5 和歌山から2選手選出

 先月27日に今季レギュラーシーズン全試合を終えたプロバスケのNBLは、活躍した選手ベスト5を発表。ウエスタンカンファレンスで優勝した和歌山トライアンズからは、マイケル・パーカー(32)と川村卓也(28)の両選手が選ばれた。授賞式は21日、国立代々木競技場で予定されているプレーオフリーグファイナル戦前に行われる。

 今季ウエスタンカンファレンス優勝の立役者としてチームに大きく貢献した2選手。平均得点は、パーカー選手が23・17とNBLランキング3位。川村選手が19・2と日本人選手で1位(全体8位)を記録するなど、名実ともにトップ選手の活躍をした。

 パーカー選手はその他、シュート成功率がリーグ1位、リバウンド2位、ブロック2位など、数々の好成績を残した。

 ベスト5選出に、パーカー選手は「レギュラーシーズン優勝という素晴らしい成績を収めることができた上に、このような賞はとてもうれしいです」、川村選手は「チームやブースターの皆さんが協力し、共に戦ってくれたから達成できた成績です」とそれぞれコメントし喜んだ。

 その他には、田臥勇太(栃木)、辻直人(東芝)、ニック・ファジーカス(同)の3選手が選出された。今季MVPはファジーカス選手。

 川村選手が、ポカリスエットNBLウエスタンカンファレンス月間MVPに選ばれた。受賞は今季2度目。

 4月の平均得点が19・83(日本人1位、リーグ6位)、アシスト平均が5・67本(日本人2位、リーグ2位)などが評価された。