南海和大前駅の増便継続 イオン効果で乗客大幅増
南海電鉄は、イオンモール和歌山(和歌山市中)の開業に合わせて行ってきた和歌山大学前駅停車の列車の増便を10日以降も継続する。
同社は、難波―みさき公園間を結ぶ区間急行について、イオンモールが開業した3月16日から大型連休の5月6日まで、土曜と休日の午前10時台から午後3時台の上下各10本の運転区間を、和歌山市まで延長してきた。乗降客が大幅に増加していることから、5月10日以降も継続を決めた。
同社によると、和歌山大学前駅の一日平均の乗降客数は、イオンモール開業前の平日が約4000人、土曜・休日が約1500人だったのが、開業後は、平日が2倍強の約9000人、土曜・休日が7倍の約1万人と好調が続いている。