大使に桂枝曾丸さん 第64回社明運動
犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支える第64回「社会を明るくする運動」(法務省主唱)の7月の強調月間を前に、県推進委員会(委員長=仁坂吉伸知事)が21日、和歌山市のルミエール華月殿で開かれた。
本年度も第54回から引き続き「社会を明るくする大使」に認定された落語家・桂枝曾丸さんは、「私のことしの目標は褒めてあげること。(変わるきっかけとして)できるだけ多くの子どもたち、自信をなくしている人たちを褒めていきたい」と話した。
会議には委員ら54人が出席。枝曾丸さんから法務大臣メッセージが伝達され、議事では昨年度の事業結果などが報告された。本年度は「立ち直りを支える取組についての協力の拡大」「就労・住居等の生活基盤づくりにつながる取組の推進」を重点事項とし、啓発活動や、小中学生による作文コンテストなどを展開していく。