有力選手移籍の危機 トライアンズ
プロバスケットボールNBLの和歌山トライアンズは29日、選手契約が満了になった7選手について、自由契約選手リストに登録されたと発表した。
自由契約が決まったのは、木下博之(34)ポイントガード▽リック・リカート(31)センター▽中務敏宏(28)フォワード▽根来新之助(26)フォワード・センター▽青野文彦(35)センター▽内海慎吾(30)ガード・フォワード▽木下勲(20)ポイントガード――の7人。
リーグでは、5月末までに現チームとの契約が決まらなかった場合、選手が他チームと契約交渉ができる自由契約選手リストに登録されることが決まっている。
発表された選手の中には、リーグ準優勝に貢献した選手が多数含まれていることから、全員の移籍が決定すれば戦力の構図が大きく変化することが予想される。トライアンズ広報は選手との再契約の可能性について「現時点では答えられない」としている。