はぐれサル捕獲へ 和歌山市

 和歌山市は、11日から開かれる6月市議会に和歌山大学周辺で出没している野生猿捕獲を目的にした163万円の有害鳥獣捕獲等事業補正予算案を提出する。

 猿はことし3月上旬に市内北部で発見された。通常は数週間程度で群れに戻るが、今回まちなかに出没した猿はいまだ単独で行動しているとみられている。人への威嚇や飛びつきなどの被害も出ているため、市が捕獲に乗り出した。

 計画では、専門家の指導を受け捕獲おりの設置や、注意喚起の啓発看板設置、報奨金などを計画している。