智弁ベスト4一番乗り 高校野球
第96回全国高校野球選手権和歌山大会は大会11日目の22日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で準々決勝2試合があり、第1試合で智弁が伊都を7回コールドの9―1で下し、ベスト4に一番乗りを決めた。
◇準々決勝
智弁 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 |
伊都 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(7回コールド)
〔智〕齋藤、東妻―長〔伊〕古賀、中本―染原▽本塁打=春野(智)▽3塁打=春野、片山(智)▽2塁打=片山、山本(智)廣畑(伊)
智弁は初回、敵失と死球で1死1、2塁の好機をつくり、長の左前適時打で先制。さらに片山の左2塁打で加点。2回には1死2、3塁と攻め、田中の左犠飛で追加点。山本の右越え2塁打でリードを広げた。7回には春野の本塁打などで5点を奪い、試合を決めた。投げては先発の齋藤が低めに集める安定した投球で6回3安打の好投。継投の東妻が1回を3人に仕留めた。
高嶋監督は「齋藤が力むことなく投げてくれた。これからが勝負。いかに力を出せるかにかかっている」と話した。