アレンジしよう 「紀州花魁鳴子」

 華やかに「おどるんや」を盛り上げよう!――。和歌山を全国へ発信しようと、まちづくりに取り組む和歌山市寺内のワールドローカル社代表の出口理恵子さん(35)が中心となり、踊り子に欠かせない音具「鳴子」を、和洋折衷にデザインした「紀州花魁(おいらん)鳴子」を考案。「おどるんや~紀州よさこい祭り」とコラボし、3日の同市での祭り当日に鳴子アレンジ体験のブースを出店する。

 ブースでは同市のフラワー&クレイアーティストの東沙緒さん(37)指導のもと、造花やプリザーブドフラワー、パールビーズ、ちりめん細工など、さまざまなパーツを組み合わせたオリジナル鳴子を完成させる。

 踊り子でなくても、イベントの思い出作りにもぴったり。東さんは「『紀州花魁』という言葉を浸透させたい。城下町ならではの、上品で小粋な女性の華やかさを祭りに添えられたら」と笑顔。

 また、出口さんは「紀州と高知、よさこいの差別化を図りたい」と話し、いずれは紀州材など和歌山ならではの素材で鳴子を作りたいという思いもあるそう。

 体験は3日午後2時から9時半まで、和歌山城西の丸広場の演舞ゾーン西側のブースで(800円~)。その他、ボディジュエリーやヘア・メークもある(500円~)。詳しくはインターネットで「おどコレ!」と検索。