市高初戦で涙 鹿屋中央に延長サヨナラ
第96回全国高校野球選手権大会は大会3日目の13日、阪神甲子園球場で1回戦4試合があり、第2試合で市立和歌山が鹿屋中央に2―1で敗れた。試合は中山の適時打で先制。延長に突入する接戦となり、12回裏にサヨナラ負けを喫した。
市立和歌山 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
鹿屋中央 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1X | 2 |
(延長12回)
〔市〕赤尾―田中〔鹿〕七島、米澤―川内▽2塁打=西山、山口、小窪、中山、山根(市)
市立和歌山は4回表、1死から小窪の長打で好機をつくり、中山の2塁打で1点を先制。8回に同点に追いつかれ、試合は延長へ突入。10回に1死1、2塁の好機としたが、得点はできなかった。
守備では先発の赤尾が低めに集める丁寧な投球。初回の満塁の危機を併殺打で切り抜けるなど、2桁安打を許したが、要所を締めた。野手も赤尾を支えたが、延長12回の危機は防げなかった。
半田監督は「チャンスをつくったが、得点につなげることができなかった。選手は粘り強く戦ってくれた」と選手を称え、赤尾主将は「悔しいけど自分たちの野球ができてよかった」と話した。