紀陽銀が準V 全日本実業団バスケ
全日本実業団バスケットボール競技大会が、13日から15日まで神奈川県平塚市のひらつかサン・ライフアリーナで開かれ、女子の部で紀陽銀行ハートビーツ(近畿)が準優勝と健闘した。
1回戦でミツウロコ(関東)を逆転で破った紀陽銀行は、2回戦で秋田銀行(東北)、準決勝で鶴屋百貨店(九州)を下し、決勝で5連覇を目指す山形銀行(東北)と激突した。
前半、山形銀行にリードを許した紀陽銀行だが、後半に入った第3クオーターで一気に挽回、リズムをつかんだ紀陽銀行の選手たちが、次々にゴールを決め、大声援の中48―48の同点に追い付いた。白熱したゲームとなった最終クオーターは、山形銀行に突き放され、一歩及ばず涙をのんだ紀陽銀行だが、敢闘賞を藤口由加里選手が獲得、新人賞には唐津亜耶選手が選ばれた。今大会の上位3チームは、11月に山形県酒田市で開催される第10回全日本社会人バスケットボール選手権大会に推薦される。試合結果、紀陽銀行メンバーは次の通り。
◇1回戦=紀陽銀行75(18―23、25―13、16―16、16―20)72ミツウロコ◇2回戦=紀陽銀行74(24―20、19―5、15―15、16―23)63秋田銀行◇準決勝=紀陽銀行65(12―10、11―18、19―16、23―15)59鶴屋百貨店◇決勝=紀陽銀行58(15―20、13―16、20―12、10―28)76山形銀行
【紀陽銀行ハートビーツ】部長=竹中義人▽監督兼ヘッドコーチ=伊藤篤司▽主将=広倉千夏▽選手=前川綾香、三矢紗由季、青山詠美、菅沼夏菜、高橋咲、後藤美紀、広倉綾乃、宮内智子、藤口由加里、安田理佐、唐津亜耶、登倉美幸▽マネジャー=武内彩乃